遠方からの初盆のお供えを郵送いただいた場合のお返しと挨拶状

初盆・新盆のお返しを贈るときの基本マナー

新盆見舞いのお返しを品物で贈る場合、贈る時期や掛け紙など気をつけたいマナーがいくつかあります。
また、当日お渡しする引き出物とは贈るタイミングや相場が異なることも。

初盆のお返しを贈る基本的なマナーについて解説します。

贈る時期とタイミング

初盆のお返しは、法要後1〜2週間以内に贈るのが一般的なマナーです。
遅くとも8月末までを目安に手配しましょう。
後日お参りに来られた方から御仏前をいただいたり、お供え物を配送でいただいたりした場合も、いただいてから1〜2週間以内を目安にお返しを送ることが望ましいとされています。
また、高額な新盆見舞いをいただいた場合は、法要の際のお礼とは別に、後日改めて初盆のお返しを贈るケースがほとんどです。

初盆法要当日に「引き出物」を渡す場合は、会食後またはお見送りする際に直接手渡します。

掛け紙の選び方と書き方

新盆見舞いのお返しや初盆法要でお渡しする引き出物には、必ず弔事用の掛け紙(のし紙)を使用しましょう。
水引は「黒白または黄白の結び切り」タイプが基本です。
表書きは「志」または「初盆志」「粗供養」など、地域や風習に合わせて選びます。
名前は「施主の名字」または「〇〇家」で記載するのが一般的です。

お返しの相場と金額の目安

初盆のお返し目安は、いただいた新盆見舞いの金額の半返しから3分の1が相場です。
新盆見舞いとして御仏前やお供え物をいただく場合、3,000〜10,000円程度が相場のため、1,500〜5,000円を目安に初盆のお返しを用意するとよいでしょう。
お世話になっている方へのお返しでも高額な品物を贈るのはタブーのため避けます。

なお、初盆法要当日にお渡しする引き出物は、いただく御仏前やお供え物の金額を問わず一律で用意するのが一般的です。
会食を行う場合は、会食代と引き出物の合計が新盆見舞いの相場の7〜8割になるよう返礼品の予算を調整するとよいでしょう。
会食を行わず引き出物のみをお渡しする場合は、半返し〜3分の1を目安に返礼品を用意します。

遠方からの初盆のお供えを郵送いただいた場合の挨拶状

遠方から初盆のお供えを郵送でいただいた場合は、返礼品に挨拶状を添えて、できれば受け取ってから12週間以内にお送りすると丁寧です。

以下のような文面サンプルをご報告させていただます。

挨拶状ひな形(丁寧・一般的)

謹啓
残暑の候 皆様にはますますご清祥のこととお伺い申し上げます。

このたびは亡き〇〇の初盆に際しまして、ご丁重なお供えを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
本来であれば拝眉のうえ御礼申し上げるべきところ、略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます。

おかげさまで初盆の法要も滞りなく相営むことができました。
つきましては、心ばかりの品をお送りいたしましたので、ご受納いただければ幸いに存じます。

今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

謹白

令和〇年〇月
〇〇家
施主 〇〇〇〇